三谷版「オリエント急行殺人事件」、二宮・松嶋、池松ら出演

鉄道 エンタメ・イベント
野村萬斎&松嶋菜々子&池松壮亮/ドラマ「オリエント急行殺人事件」記者会見
野村萬斎&松嶋菜々子&池松壮亮/ドラマ「オリエント急行殺人事件」記者会見 全 19 枚 拡大写真

三谷幸喜脚本×主演・野村萬斎でアガサ・クリスティの名作をドラマ化する「オリエント急行殺人事件」の記者会見が9月14日(日)に行われ、松嶋菜々子、二宮和也(嵐)、杏、玉木宏、池松壮亮ら豪華共演陣も発表された。

フジテレビ開局55周年特別企画として製作され、来春放送となる本作。「オリエント急行」の日本でのドラマ化はこれが初めてとなるが、原作と同じ時期の昭和初期ながらも舞台を日本に置き換え、下関を出発する「特別急行東洋」で起こる殺人事件の謎に名探偵・勝呂武尊(すぐろ たける/萬斎さん)が挑む。

ドラマは2夜連続で放送されるが、第1夜ではできる限り原作に忠実に物語が展開し、第2夜では犯人の視点から事件が再構築されるという奇抜な構成となっている。

主演の萬斎さんに加えて、この日、新たに発表された共演陣は松嶋菜々子、二宮和也、杏、玉木宏、沢村一樹、池松壮亮、八木亜希子、青木さやか、藤本隆宏、富司純子、高橋克実、笹野高史、小林隆、草笛光子、西田敏行の15名。会見は、現在撮影が行われているスタジオ――下関駅のセットで実物大の列車に挟まれる形で行われ、劇中の衣裳のままの萬斎さん、15名の共演陣、三谷さんと演出の河野圭太監督が出席した。

元々、原作小説の大ファンだったという三谷さんは「大好きな作品を、しかも第2夜はほぼオリジナルでやらせていただけるということで楽しい仕事でした」と笑顔で語り、居並ぶ豪華俳優陣を見やり「夢のようなキャストが揃いましたが、断言します。この中に犯人がいます!」と力強く語り、笑いを誘う。

原作の名探偵ポワロは勝呂となって萬斎さんが演じるが、三谷さんは萬斎さんの起用について「名探偵で大きなヒゲを生やしていて、というキャラクターはリアリティがないので、リアリティがない役者じゃないとダメ! こんな普段からリアリティがない方はいない!」と褒めているのか、けなしているのか分からない口調で理由を説明。

萬斎さんは2011年に役柄も何も分からない状態でオファーを受けたそうだが「光栄です」と語り、この豪華共演陣について「ある意味、主役はみなさん。個性豊かなみなさんに(探偵として)質問・尋問するのは厄介ですがゲームをするかのようで楽しみです」と意気込みを語る。

現在、撮影は4分の1ほどまで進んでいるというが、三谷版「オリエント急行」はこの豪華キャストを乗せてどこに向かうのか? 果たして犯人は?

「オリエント急行殺人事件」はフジテレビにて来春、2夜連続放送予定。

犯人は誰? 三谷版「オリエント急行殺人事件」に二宮和也、松嶋菜々子、池松壮亮ら出演

《text:cinemacafe.net》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る