足元を暖かくするエアコン、軽量の掃除機…パナソニックのシニア向け家電

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パナソニック代表取締役専務・高見和徳氏(右)と、同社コンシューマーマーケティングジャパン本部長・中島幸男氏 《photo:大野雅人(GazinAirlines)》
パナソニック代表取締役専務・高見和徳氏(右)と、同社コンシューマーマーケティングジャパン本部長・中島幸男氏 《photo:大野雅人(GazinAirlines)》 全 8 枚 拡大写真

 パナソニックは9月17日、都内で新家電シリーズ「Jコンセプト」を発表。50代・60代のシニア層をターゲットとした白物家電を新展開し、10月下旬からエアコン、掃除機、冷蔵庫と順次発売していく。

 ターゲットとなる50代・60代のシニア層の特徴について同社は、「生活経験が豊富、食や住空間へのこだわり、ていねいな暮らし、幅広い交友関係、新しいことにチャレンジ、子どもの結婚と孫の誕生」と説明。この日本の“プレミアムゾーン”にJコンセプトを提供し、さらには「海外への拡販も狙う」(同社)という。

 会場では、そのシリーズ第一弾となるエアコン、掃除機、冷蔵庫の3機種が披露された。エアコンは、従来の足元の暖かさへの不満を解消すべく、フラップやファンを大型化。フォルムを一新した。価格帯は21万~35万円(同社)という。

 掃除機は、徹底的な軽量化を図り、「世界最軽量」(同社)となる本体質量約2kgを実現。価格帯は5万5000円と同社。また冷蔵庫は、日本女性の平均身長にあわせたローウェスト設計とし、高さ88cmエリアによく使うパーシャルや野菜室を設けたという(価格帯未定)。

 高価格帯家電への参入で「所帯数減少による売り上げ減をこのシリーズで補う」という同社。今後の展開について「洗濯機、炊飯器などとラインナップを拡充していく。売り上げ目標としては、シリーズ全体で2016年に500億、2018年には1000億円を狙う」と意気込む。

“目利き世代”向け家電……パナソニックが「Jコンセプト」発表

《大野雅人@RBB TODAY》

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