【パリモーターショー14】オペルの新世代コンパクト、アダム に高性能版「S」…150psの1.4ターボ搭載

自動車 ニューモデル 新型車
オペル アダム S
オペル アダム S 全 4 枚 拡大写真
米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペル/ボクスホールは9月17日、『アダム S』の概要を明らかにした。実車は10月、フランスで開催されるパリモーターショー14で初公開される。

オペルは2012年秋、パリモーターショー12で『アダム』を発表。オペルの新世代コンパクトカーで、MINIの『ハッチバック』やフィアット『500』を競合車に想定する。欧州のデザインチームが手がけたアダムの3ドアハッチバックボディは、斬新なルーフデザインが特徴。

ボディサイズは全長3700mm、全幅1720mm、ホイールベース2311mm。インテリアは4シーターの設計。ボディカラーと同じ色をステアリングホイールやシフトレバー、サイドブレーキレバーにアクセントとして使うなど、若い顧客を意識した演出が目を引く。

オペルは2014年春、ジュネーブモーターショー14にコンセプトカーのアダムSを出品。パリモーターショー14では、その市販版がデビューを飾る。

アダムSは、アダムの高性能グレード。そのハイライトは、エンジンにある。直噴1.4リットル直列4気筒ガソリン「エコテック」に、ターボチャージャーを装着。最大出力はリッター100psを超える150psを引き出し、最大トルクは22.4kgmを獲得した。

このスペックは、ベースの自然吸気ユニットに対して、出力は50%、トルクは70%増し。アダムSは6速MTとの組み合わせで、0-100km/h加速8.5秒、最高速220km/hのパフォーマンスを実現した。内外装には、高性能グレードらしい演出が施されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  2. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  5. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る