オペル、ロシアで減産…販売不振に対応

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オペル アストラ
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米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは9月16日、ロシアで減産を行うと発表した。

今回の発表は、ロシア新車市場が、低迷していることを受けたもの。8月のロシアにおける新車販売台数(商用車を含む)は、17万2015台。前年同月比は25.8%減と、8か月連続で前年実績を下回った。

オペルは、ここ数か月のロシア市場の低迷を受けて、ロシア事業の再編に着手。サンクトペテルブルク工場で減産を行い、ワンシフト体制に生産体制を縮小する。同工場では現在、オペル『アストラ』と、シボレー『クルーズ』を生産中。

GMはロシアで、オペル、シボレー、キャデラックの3ブランドを展開。3ブランド合計の2014年1-8月のロシア市場でのシェアは7.8%。前年同期の9%から、0.2ポイント減少した。2014年1-8月の新車販売も、前年同期比12.1%減と後退。

オペルグループ取締役会のカール-トーマス・ネウマン会長は、「2013年、ロシアはオペルにとって、英国、ドイツに次ぐ第3の市場だった。しかし、現在の不振は深刻」と述べている。

《森脇稔》

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