ペナン市議会(MPPP)は、島内の複数の場所に設置されている合計6つの「謎の道路標識」の撤去を行った。ザ・スターが報じた。
標識は本物の道路標識そっくりのデザインで、同じような白と黒のだんだら模様に塗られた支柱に設置されていた。ただ標識の材料はダンボールで、支柱も角材を着色しただけという安易なものだったという。矢印付きで「IS」と大書してあることから、中東で勢力を拡大するイスラム過激派組織「イラクとシリアのイスラム国(ISIS、イスラム国)」を示しているとみられる。最近、ISISに参加するマレー人が増えていることとの関連性を指摘する声もあるが、実際に何者が設置したかは分からないという。
ジャラン・アンソンやジャラン・マカリスター、ジャラン・マスジド・ネゲリ、ジャラン・ハミルトンで見つかっている。こうした標識を立てるには許可が必要であり、これらの標識は無許可だったという。