ドコモのiPhone 6/6 Plusは快速1.7GHz対応…エリアは東名阪から

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LTEは帯域幅を確保して快適さを高めながら、CA技術等を投入して高速化も図る
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 NTTドコモは17日、同社のLTEネットワークに関する戦略発表会見を開催。今月19日に発売を控える「iPhone 6/6 Plus」については、東名阪地域を中心に1.7GHz帯で提供する150Mbpsの高速通信サービスに対応させる考えを示した。

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 発表会の壇上にはNTTドコモ 取締役常務執行役員ネットワーク部長の大松澤清博氏が登壇し、戦略の詳細を説明した。

 大松澤氏は快適なLTEネットワーク利用の促進策として、800MHz帯の10MHz幅、2GHz帯の15MHz幅、1.7GHzの20MHz幅、1.5GHzの15MHz幅を合わせた「60MHz」の無線容量をLTE向けに割り当てて「クアッドバンドLTE」を強化していることを強調。また1.7GHz帯と1.5GHz帯については、「LTE専用レーン」とすることで、ユーザーにとってのネットワーク利用品質の向上を積極的に推し進める考え。この「専用レーン」を“フルLTE”として今後訴求していく。

 iPhone 6/6Plusはこの「60MHz」のうち「45Mhz」幅に対応。特に、単独で下り最大150Mbpsを実現する1.7GHz帯は、対応端末が優先してつながるため、iPhone 6/6Plusでも高い効果を発揮し、快適につかえるはずだとした。

 大松澤氏はまた、NTTのLTEネットワークサービス戦略の中核は「広さ」「速さ」「快適さ」のレベルアップによる、ユーザー体験の向上にあると述べた。具体的に「広さ」を拡大していくための施策としては、LTE基地局の数を増やしながらエリア拡大を図る考えを改めて強調。「14年度第4四半期には95,300局を目指す。人口カバー率で言えば現状の定義で約99%になる数字。FOMAと同等の広さになるだろう」とした。

 通信速度の向上については、高速対応基地局を拡大していく。また2014年度中には225Mbps/30MHz幅のキャリアアグリゲーション技術によるLTE-Advanced対応サービスのローンチも予定する。今年末12月には商用化に向けた最終フィールド試験も始まる。なお「カテゴリー6に対応する端末に向けて提供を予定するサービスであるため、iPhone 6/6 Plusについては対応しない」(大松澤氏)という。

 さらに人口密集地域でのエリア品質を確保するために、通常のマクロセルに加えてより小さなアドオンセルを併設して無線容量の拡大とスループットの向上を図る。大松澤氏は「来年度早々には、ビジネスのコアエリアや繁華街などでより快適に通信をご利用いただけるようになるだろう」とする。

 ほかにもiPhone 6/6 Plusに関連するサービスとしては、今年の6月下旬からサービスインしたVoLTEによる音声通話を「技術的な接続検証を行いながら、なるべく早いタイミングでiPhoneの新機種にも提供したい」という方針が語られた。

 また現在準備を進める700MHz帯を使ったLTEネットワークサービスの展開についても言及され、「現在700MHz帯を利用されている方々と協力しながら、今年度中のなるべく早い段階には移行を完了して、LTEネットワークサービスの利用が始められるように準備を進めている。700MHzはiPhoneの新機種が仕様としてカバーしているバンドなので、当社のサービスが始まる頃にはiPhoneでもご利用いただけるようにしたい。トラフィックの濃い所から対応を進めていく。運用開始時の帯域幅は10MHz。同周波数をキャリアアグリゲーションの対象としていく計画は今のところない」と述べた。

ドコモ、iPhone 6/6 Plusが下り150Mbpsの1.7GHz帯“フルLTE”に対応……VoLTEや700MHzも「対応予定」

《山本 敦@RBB TODAY》

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