【ジャカルタモーターショー14】ドゥカティ、世界500台限定のスーパーバイクを展示

自動車 ニューモデル モーターショー
ドゥカティ 1199パニガーレ・スーパーレジェーラ(ジャカルタモーターショー14)
ドゥカティ 1199パニガーレ・スーパーレジェーラ(ジャカルタモーターショー14) 全 12 枚 拡大写真

アウディ傘下のイタリアンバイクブランド、ドゥカティはジャカルタモーターショーで『1199パニガーレ・スーパーレジェーラ』を展示した。2013年10月に発表された、世界限定500台の軽量スーパーバイクだ。

195psの1199cc・L型2気筒ガソリンエンジン搭載する『1199パニガーレ』をベースに、モノコックフレームやホイールを、マグネシウム製に変更。さらに、リアのサブフレームとボディワークをカーボンファイバー製とした。排気システムもチタニウム製に変更するなどして徹底的な軽量化が図られた。これにより、もともと軽量が売りだったベース車比で15kgの軽量化に成功、155kgの乾燥重量を実現した。さらに、エンジンにも手を入れ5psアップの200psに。パワーウェイトレシオは1.29ps/kgと、量産二輪車の世界最高記録を更新した。

車名になっている「スーパーレジェーラ」は、同じアウディ傘下であるランボルギーニの上級モデルに冠される名前を採用している。スーパーレジェーラとは「超軽量」を意味する。

ベトナムほどではないが、まだまだ自動車が高級なものであるインドネシアにおいてバイクは庶民の足として活躍している。その多くは125ccクラスのスクーターだが、バイクそのものの生活への密着度は日本以上。平均収入が約2万5000円というインドネシアにおいて、200万円以上のドゥカティは雲の上の存在だが、いっぽうで年々増加する富裕層に向けては良いアピールになった様子。会場では商談をおこなう一般来場者の姿もみられた。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る