【ダイハツ ミラ イース 試乗】燃費を改善し、走り力強く…島崎七生人

試乗記 国産車
ダイハツ ミラ イース X“SA”
ダイハツ ミラ イース X“SA” 全 7 枚 拡大写真

『ミラ イース』と『アルト エコ』の燃費競争は実に熾烈。今年7月の改良では『ミラ イース』が35.2km/リットルのJC08モードの数字を打ち立て、再び0.2km/リットル分、ライバルより鼻先を前に出した。

【画像全7枚】

“先方”がそうであるように、燃焼関係の改良が今回のポイントだ。高圧縮比化(11.3→12.2)、アトキンソンサイクル化、デュアルインジェクションの採用などがその内容。高着火スパークプラグの採用も、燃焼をより安定化させるのが目的。ほかに回生電力の増加や、リヤタイヤにもディフレクターを追加するなどは、燃費向上のための項目だ。

実際の走りは、相変わらずのスムースさだ。幾分か出足が力強くなった印象があり、これは燃焼効率を高めつつ、実用領域での性能が充実したということかもしれない。乗り味は従来どおりの穏やかさで、タイヤの指定空気圧は260kPa(アルト エコは300kPa)と、極端に高すぎないことも影響している。

試乗車はスマートアシスト付きのX“SA”グレードで、最上級グレードに対し、室内の加飾などが若干シンプルだ。過剰な装飾は不要だが、やや物寂しくも思えた。たとえば気の利いたチェック柄のシート表皮にする…といったことだけでも、プレーンな道具感はそのままに、より楽しげな使い心地の演出になるのではないか…とも思う。ミニバン型でなくても構わないユーザーには、後席スペースなど十分な広さではある。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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