危険ドラッグ使用でタクシーに追突、逮捕の男は極度の興奮状態

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23日午前10時55分ごろ、東京都世田谷区内の都道で、停車していたタクシーに対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突する事故が起きた。軽乗用車を運転していた47歳の男は極度の興奮状態。警察は危険ドラッグ使用と判断し、男を現行犯逮捕している。

警視庁・北沢署によると、現場は世田谷区大原付近で片側2車線の直線区間。軽乗用車は比較的ゆっくりとした速度で停車中のタクシーに追突した。

この事故による人的な被害は無かったが、軽乗用車を運転していた渋谷区に在住する47歳の男は極度の興奮状態。通報を受けて駆けつけた警察官に対しても奇声を上げるなどして威嚇した。車内からは危険ドラッグ(脱法ハーブ)とみられる植物片や吸引用の器具が発見されたため、警察では男がドラッグを使用したと判断。道路交通法違反(過労運転禁止)の現行犯で逮捕している。

聴取に対して男はドラッグ使用を大筋で認めており、警察では押収した植物片の成分分析や入手ルートの特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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