若手機関士の確保へ…国交省、6級海技士の短期養成制度を創設

船舶 行政

国土交通省は、6級海技士(機関)の短期養成制度を創設すると発表した。

内航海運を支える若手機関士の確保・育成を図るため、10月1日に船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則を改正する。海技士を短期間で養成できる制度を創設して、人手不足に対応する。

具体的には、機関の最も初級の資格である6級海技士(機関)に特化した短期養成課程を創設する。課程は、座学2.5カ月間、乗船実習2カ月間の計4.5カ月間。今後、養成課程の実施要件を満たす養成施設が、国土交通省の登録を受けることで養成課程が実施される。

また、これまで6級海技士(機関)試験の受験には、各養成課程を経ない場合、2年間の乗船履歴を求めていた。今回の養成課程を修了した場合、6級海技士(機関)に必要な知識、技能を習得することから、受験に必要な乗船履歴を8カ月(乗船実習含む)とするとともに、海技試験のうち、筆記試験を免除する特例を設ける。

これらによって今後、最短10.5カ月で6級海技士(機関)の海技試験を受験できることになる。

《レスポンス編集部》

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