ドイツの高級車メーカー、BMWが10月、パリモーターショー14で初公開する『2シリーズ カブリオレ』。最上級の「M235iカブリオレ」の下に位置するガソリン車が、「228iカブリオレ」となる。
2シリーズ カブリオレは、2013年10月に欧州で発表された『2シリーズ クーペ』のオープン版。2シリーズ カブリオレのルーフには、電動ソフトトップを採用。ボタン操作により、20秒で開閉できる。走行中でも、およそ50km/h以下なら、開閉可能。ソフトトップも素材を改良し、静粛性が追求されている。
オプションで、ウインドディフレクターを用意。オープン走行時、室内への風の巻き込みを抑える。トランク容量は、1シリーズ カブリオレ比でプラス30リットルの335リットル。BMWによると、クラス最大という。2シリーズ クーペの390リットルに対しても、遜色ないレベル。
欧州仕様のエンジンは、2シリーズクーペと共通。228iカブリオレは、直噴2.0リットル直列4気筒ターボエンジンの高出力版を搭載。最大出力245hp/5000-6500rpm、最大トルク35.7kgm/1250-4800rpmを発生する。トランスミッションは6速MTと8速AT 。0-100km/h加速は6秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を備える。
228iカブリオレの外観は、高性能さを前面に押し出したM235iカブリオレに対して、控えめに仕上げられている。