【ヤマハ ワールドテクニシャンGP14】診断・修理・顧客対応を90分で…攻略ポイントはどこだ!?

モーターサイクル 企業動向
ヤマハ ワールドテクニシャンGP 2014
ヤマハ ワールドテクニシャンGP 2014 全 8 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は9月30日から10月1日にかけ、ヤマハ認定整備士の世界大会「ワールドテクニシャンGP14」を開催した。同大会の試験課題である「故障診断」と「お客様対応」は1つの競技として一連の流れで行なわれたが、この試みは今回から初めて導入したという。

「整備の際は、お客様から正しい情報を問診できるスキルが必要。そして作業をこなし、そのあと“一体どこに原因があったのか”を説明できなければならない。医者と同じでその問診スキルは非常に重要という判断をし、一連の流れで行なうことにした」。こう語るのはヤマハ発動機CS本部の前田年昭氏。前回までのこの試験課題は別個に行なわれ「ある作業をした前提で説明する」という審査方法であったとのことだ。

故障診断とお客様対応は、制限時間90分。学科や基礎整備試験とは違い、サービススタッフとしてのすべてのスキルが試される。前田氏は「手が早いことにこしたことはないが、正しい手順でやらなければ、2か所の故障のうち片方を見落としたり、再発したりというトラブルが発生する。速くやるのだが、手順も追わなければならない。競技はこのジレンマをどういなすかが課題」と試験のポイントを解説した。

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る