トヨタのインド国内販売、4%増…2か月ぶりに回復 9月

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トヨタ・カローラ アルティス(デリーモーターショー14)
トヨタ・カローラ アルティス(デリーモーターショー14) 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は10月1日、9月のインド新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、9月の総販売台数は1万4052台(輸出を含む)。前年実績の1万5795台に対して、11%減となり、4か月連続で前年実績を下回った。

TKMは2014年3月中旬、インド国内の2工場をロックアウト(一時閉鎖)。賃金交渉が難航し、一部の従業員が生産を妨害したり、会社を脅迫したりしていることを受けて、TKMが工場のロックアウトに踏み切った。その後、工場では1か月間、通常の操業が出来ない状態だったが、4月下旬から、通常の生産体制に復帰。

9月実績の1万4052台の内訳は、インド国内販売分が1万2552台。前年同月比は4%増と、2か月ぶりに回復した。2014年5月に発売した『エティオス クロス』と『カローラ アルティス』が販売好調の原動力に。

また、TKMは2012年4月から、現地生産車の『エティオス』シリーズの海外向け輸出を開始。9月はこのエティオスを、1500台輸出している。

TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「9月は国内販売が回復。感謝祭シーズンの後には、販売が伸びることを期待したい」と述べている。

《森脇稔》

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