ゴーン日産社長、ダイムラーとの提携規模は今後6年で2倍に

自動車 ビジネス 企業動向
日産、カルロス・ゴーン社長
日産、カルロス・ゴーン社長 全 4 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長と独ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は10月3日にパリで共同会見し、ともにルノー・日産とダイムラーの提携関係の強化に意欲を示した。

両グループは2010年4月に提携を発表し、小型車の共同開発やパワートレインの共有化などを推進している。共同開発の第1弾としてルノーはこのほど新型『トゥインゴ』を投入、ダイムラー側も来月には新型『スマート』シリーズを発売する。両グループは2017年からはメキシコの日産工場の隣接地に合弁工場を開設し、インフィニティとメルセデスベンツのブランドによる高級コンパクトカ―の共同生産でも合意している。

会見でゴーン社長は、具体的な金額の明示は避けたものの提携による事業規模(売上高)が「向う6年で2倍以上になる」との見通しを示した。そのうえで「提携が始まった4年半前には、メキシコで共同生産することや、インフィニティとダイムラーでプラットフォームを同じにすることは考えられなかった」とし、「提携にリスクはつきものだが、われわれは目覚ましい成功を収めている」と評価した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る