【パリモーターショー14】BMW 2 シリーズ、カブリオレ 初公開…セグメント最高性能を標榜

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BMW 2 シリーズ カブリオレ(パリモーターショー14)
BMW 2 シリーズ カブリオレ(パリモーターショー14) 全 20 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14において、『2シリーズ カブリオレ』を初公開した。

同車は、2013年10月に欧州で発表された『2シリーズ クーペ』のオープン版。2シリーズ クーペは、先代『1シリーズ クーペ』の後継車。先代同様、2シリーズ クーペにも、オープン版の2シリーズ カブリオレが設定された。

2シリーズ カブリオレのルーフには、電動ソフトトップを採用。ボタン操作により、20秒で開閉できる。走行中でも、およそ50km/h以下なら、開閉可能。ソフトトップの素材は、静粛性が追求されており、車内のノイズは4デシベル、『1シリーズ カブリオレ』に対して低減する。

オプションで、ウインドディフレクターを用意。オープン走行時、室内への風の巻き込みを抑える。トランク容量は、1シリーズ カブリオレ比でプラス30リットルの335リットル。BMWによると、クラス最大という。2シリーズ クーペの390リットルに対しても、遜色ない。

欧州仕様のエンジンは、2シリーズクーペと共通。高性能版として、「M235iカブリオレ」が設定される。Mパフォーマンスが手がけた直噴3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載。最大出力326ps/5800-6000rpm、最大トルク45.9kgm/1300-4500rpmを発生する。トランスミッションは6速MTと8速AT 。0-100km/h加速は5秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。

その下に位置する「228iカブリオレ」は、直噴2.0リットル直列4気筒ターボエンジンの高出力版を搭載。最大出力245hp/5000-6500rpm、最大トルク35.7kgm/1250-4800rpmを発生する。トランスミッションは6速MTと8速AT 。0-100km/h加速は6秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を備える。

パリモーターショー14のプレスカンファレンスには、BMWグループの開発担当、Herbert Diess取締役が登壇。「パワフルなエンジンに空気抵抗の少なさなど、セグメントで最高のドライビングダイナミクス」とコメントしている。

《森脇稔》

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