英宇宙庁、火星探査車の着陸候補地4地点を選定…2019年1月着陸予定

宇宙 企業動向
エクソマーズ・ローバーのプロトタイプ
エクソマーズ・ローバーのプロトタイプ 全 4 枚 拡大写真

イギリス宇宙庁は10月2日、火星探査車「エクソマーズ・ローバー」の着陸候補地4地点を選定したと発表した。

「ローバー」は火星表面を移動し、生命が存在した、あるいは存在する証拠を探す計画。専門家による適当な着陸目標地点の調査は2013年12月から始まり、4月開催のワークショップとその後の再検討を経て、候補は「Mawrth Vallis」「Oxia Planum」「Hypanis Vallis」「Aram Dorsum」に絞られた。いずれも赤道に比較的近く、水が豊富に存在したとされる地帯にある。

欧州宇宙機関がロシア連邦宇宙局と協力して実施する火星探査ミッション「エクソマーズ」は「トレース・ガス・オービター」と「ローバー」の2段階に分けられる。火星大気中のガス探査が主な目的の「トレース・ガス・オービター」は2016年1月打ち上げ予定。「ローバー」は2018年5月に打ち上げ、2019年1月に火星着陸予定。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る