【パリモーターショー14】ダチア、商用車のドッカーにステップウェイ…クロスオーバー設定

自動車 ニューモデル モーターショー
ダチア ドッカー ステップウェイ(パリモーターショー14)
ダチア ドッカー ステップウェイ(パリモーターショー14) 全 10 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーのダチアブランドは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14において、『ドッカー・ステップウェイ』を初公開した。

ダチアはもともと、ルーマニアの自動車メーカー。1966年創業と長い歴史を誇る。当初はルノー車をノックダウン生産していたが、1980年代半ばから、独自モデルを開発してきた。ところが1990年代の半ば、経営が悪化。1999年にはルノーの傘下に入り、経営再建に取り組んだ。現在では、ルノーグループの低価格車の開発と生産を担当する重要な役割を担う。

ダチアブランドがパリモーターショー14で初公開したのが、ドッカー・ステップウェイ。同車は、商用バンの『ドッカー』をベースに、クロスオーバーテイストを付加した派生車種。ドッカーは、ルノー『カングー』をベースに開発された低価格の商用バン。

ドッカー・ステップウェイでは、ボディ同色フロントバンパー、サテンクローム仕上げの前後スキッドプレート、ブラックのホイールアーチプロテクション、ダークメタル色のルーフバーなどを装備。室内は、ブルーのステッチをアクセントに使用。ダッシュボードのダイヤルや空調周りにも、ブルーが使われ、ダークカーボン調パネルとのコントラストを演出する。

エンジンは、ガソリンが「TCe115」、ディーゼルが「dCi110」。ガソリンは、欧州複合モード燃費17.5m/リットル、CO2排出量131g/kmと、環境性能は良好なレベル。フランスでのベース価格は、1万4250ユーロ(約195万円)。

ルノーのダチアブランドは、「ドッカー・ステップウェイは、両側の大型スライドドアが、室内への乗降性を高める。ナビゲーションシステムを中心にしたマルチメディアやパーキングセンサーなど、装備も充実」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  2. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  3. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  4. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  5. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  6. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  7. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  8. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  9. [15秒でわかる]トヨタ『4ランナー』新型…オフロード仕様のTRDプロを設定
  10. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
ランキングをもっと見る