【F1 日本GP】3日間で延べ15万人が来場…台風影響も決勝日は7万2000人を動員

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F1日本GP決勝日はあいにくの雨
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10月5日に決勝レースが行なわれたF1日本GP。決勝日は台風18号の影響があったものの来場者数は7万2000人、3日間で延べ15万人を動員した。

2日のドライバーサイン会では雨に見舞われたものの、3日、4日2日間は晴天に恵まれ多くのファンが来場。初めて鈴鹿を訪れた人は、その雰囲気に興奮している様子で、何度も訪れている人の中には現地でしか会えない仲間との再会を喜んでいた。

グランドスタンド裏のイベント広場も盛況で、来季からF1に復帰するホンダがPRブースを出展。数々の名レースを繰り広げてきたマクラーレン・ホンダ3台をはじめ、「Honda F1~復活の鼓動~」と題して、これまでのF1参戦の歴史を振り返るマシン展示も行なわれた。

期間中はスペシャルゲストとして元F1ドライバーのナイジェル・マンセル氏とインディカーで活躍中の佐藤琢磨が来場。トークショーやサイン会、前夜祭などに登場した。

またレーシングシアター前には全日本選手権スーパーフォーミュラのマシンが登場。お子様限定のタイヤ交換体験や実際にエンジン始動パフォーマンスも行なわれF1とは違うサウンドにファンも興味を示していた。

決勝日は朝からあいにくの雨になってしまったが、それでも全国から多くのファンが駆けつけた。レース前のドライバーズパレードも、天候によっては中止になる可能性もあったが予定通り実施。参加したドライバーたちは雨の中集まってくれたファンに手を振って声援に応えた。

来場者数は過去26回の中では最低と鳴ってしまったが、台風接近中という事情を考えると、仕方ない部分もあるとともに、改めて日本には熱心なF1ファンが多いということを感じさせてくれた。

レース終盤にジュール・ビアンキ(マルシャ)が大クラッシュを起こしたことにより赤旗で途中終了。ルイス・ハミルトン(メルセデス)が今季8勝目を飾った。

少々後味の悪い終わり方となってしまったが、来年はホンダがF1に復帰し、数々の伝説を作ってきた名タッグ「マクラーレン・ホンダ」が23年ぶりに復活する。来年は素晴らしいレースになることを期待したい。

《吉田 知弘》

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