【全日本MX 第8戦】ホンダ、成田亮が3連覇達成

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
成田亮(ホンダ)
成田亮(ホンダ) 全 15 枚 拡大写真

全日本モトクロス選手権・第8戦が10月5日、広島県の世羅グリーンパーク弘楽園で開催され、IA1クラスでは成田亮(ホンダ)がシーズン3連覇を達成した。

今大会で成田は、ランキング2位のチームメート小方誠より、両ヒートの合計で5点以上多くポイントを稼げば、年間タイトル防衛と、自身のV10が決定する状況だった。

ヒート1、成田は好スタートを決めて、1周目をトップでクリア。レース序盤、成田は2番手を引き離しながら周回。5秒近いリードを築いた。しかし、6周目に平田優(ヤマハ)が2番手に浮上すると、その差は次第に縮まる。後半に入ると、成田と平田は約2秒差にまで接近。そして、13周目から激しいバトルが展開され、14周目には平田がトップに立つ。成田は数周にわたって平田を猛追するが、最後は引き離され、2位でフィニッシュとなった。一方、小方は、追い上げがうまくいかずに8位でレースを終えた。

ヒート2、トップグループは、熱田孝高(スズキ)を先頭に三原拓也(カワサキ)、新井宏彰(カワサキ)、成田で形成。3周目に新井を抜いた成田は、次周には三原と熱田を次々にパスしてトップに浮上。トップグループは、田中教世(ヤマハ)と平田が加わり6台となった。中盤に入ると、成田の後方に平田が接近。11周目、成田は平田にトップの座を譲って2番手に後退。その後、平田の独走を許し、2位でフィニッシュとなった。しかし成田は8位に終わった小方のゴールを待つことなく、ホンダライダーとして3年連続となる、自身10度目のシリーズタイトルの獲得を決めた。

■IA1(ヒート1)
1位:平田優(ヤマハ)
2位:成田亮(ホンダ)
3位:熱田孝高(スズキ)
4位:田中教世(ヤマハ)
5位:三原拓也(カワサキ)
6位:新井宏彰(カワサキ)

■IA1(ヒート2)
1位:平田優(ヤマハ)
2位:成田亮(ホンダ)
3位:新井宏彰(カワサキ)
4位:三原拓也(カワサキ)
5位:熱田孝高(スズキ)
6位:島崎大祐(ホンダ)

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る