【パリモーターショー14】日産 フェアレディZ NISMO に改良新型、欧州初公開…スポーティに進化

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日産 フェアレディZ NISMO 改良新型(パリモーターショー14)
日産 フェアレディZ NISMO 改良新型(パリモーターショー14) 全 8 枚 拡大写真

10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14。日産自動車のブースでは、『370Z NISMO』(日本名:『フェアレディZ NISMO』)の改良新型が、欧州デビューを果たした。

フェアレディZ NISMOの改良新型は2014年5月、米国で初公開。その後7月、日本国内でも発表された。日産はグローバル規模で、ニスモ車のラインナップ強化を進めており、パリモーターショー14では、フェアレディZ NISMOの改良新型が、欧州初公開となった。

フェアレディZ NISMOは2013年6月に発売。NISMOの新ブランド戦略に基づいて開発された高性能プレミアムスポーツバージョン。『フェアレディZ』の持つ高い運動性能をベースに、空力特性に優れたエアロパーツを採用。3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンも355psへパワーアップし、スポーツドライビングのさらなる楽しさを提案したモデル。

パリモーターショー14で発表されたのは、フェアレディZ NISMOにとって初の改良モデル。外観は、フロントを中心に変更を受けた。赤いリップスポイラーが特徴の新デザインのバンパーや、LEDデイタイムランニングライトを採用。日産によると、エアロパーツなどは、『GT-R』をモチーフにした機能性向上を図っているという。

サイドスカートやリアバンパーも新デザイン。NISMO製のリアスポイラーもデザインが見直され、サイズを小型化した。これらは、前後のダウンフォースを引き上げるための改良。19インチのアルミホイールも形状が新しい。

室内は、レカロと共同開発したバケットシートを新採用。スポーツ走行時のホールド性を高めた。ブラック&レッドのレザーには、アルカンターラのアクセント入り。ステアリングホイールも、アルカンターラとレザーの組み合わせとした。

欧州仕様の場合、3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、最大出力344psを発生。トランスミッションは6速MTのみ。0-100km/h加速は、5.2秒の性能を発揮する。足回りは、リアのスプリングとダンパーのチューニングが見直されている。

《森脇稔》

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