東海道本線由比~興津間、長さ40mの土砂が流入

鉄道 企業動向
台風18号の影響で不通となった東海道本線由比~興津間。線路脇の山腹が線路側にせり出しているような格好となっており、架線柱も倒れている。
台風18号の影響で不通となった東海道本線由比~興津間。線路脇の山腹が線路側にせり出しているような格好となっており、架線柱も倒れている。 全 2 枚 拡大写真
JR東海は10月7日、台風18号に伴う静岡・山梨地区の被災状況などを発表した。東海道本線と身延線で土砂流入などの被害が発生。現在も東海道本線の一部区間が不通となっている。

同社によると、東海道本線は由比~興津間(静岡市清水区)の線路内に長さ約40mの土砂が流入した。流入量は「調査中」としている。新所原~鷲津間でも約40m・120立方mの土砂が流入し、金谷駅ではバラストが流出した。身延線は芝川~稲子間で土砂流入と倒木、内船~甲斐大島間で土砂流出と冠水の被害が発生した。

東海道本線は由比~興津間が現在も不通となっており、JR東海は同区間を含む富士~興津間の運転を見合わせている。同社は「具体的な被害状況の確認は現在進めているところですが、現時点で判明しているところでは、この区間の運転再開には相当日数を要する見込みです」としている。

一方、身延線は全区間で運転を再開しており、特急『ワイドビューふじかわ』が運休しているほかは、ほぼ所定ダイヤ通り運行している。

《草町義和》

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