【MotoGP 日本GP】総合ランク2位3位は僅差!…レプソルホンダ、ペドロサ選手2位死守なるか
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マルケス選手は現在、総合292ポイントを獲得しトップを独走。日本GPでの総合優勝も期待される。会見では「優勝のために、ひとつでも多いポイントを獲得する」(マルケス選手)と冷静なコメントをするも、同時に「狙うはもちろんポール・トゥ・ウィンだ。ファンの皆に勝利をプレゼントしたい」と宣言した。マルケス選手は今シーズン、開幕10連勝を達成し、通算11勝と圧倒的な強さを見せている。
一方のダニ・ペドロサ選手。現在は総合ランキング2位につけるがポイントは217と、年間優勝のためには何よりチームメイトが強力なライバルとなる。また、モビスターヤマハチームのヴァレンティーノ・ロッシ選手が、214ポイントと僅差で3位につけているため、マルケス選手以上にシビアな戦いが求められるのは必至だ。
ペドロサ選手は「前回のアラゴンのように勝てるレースを落とすこともあったが、今シーズンはコンスタントに走れている。このまま最終戦まで、現在のコンディションを維持していきたい」と慎重な構えのコメント。しかし「もてぎは非常に印象がいいコースだ。前回(アラゴン)が残念だっただけに今回の日本GPにかけ、自分の持てる力すべてをレースに注ぐ。ベストなレースをすることで、結果を上げていきたい」と、闘志も見せた。
《阿部哲也》