【インターモト14】スズキ、充実のモデル群…ラインアップてこ入れは功を奏すか

モーターサイクル 新型車
スズキ プレスカンファレンス(ドイツ・インターモト 2014)
スズキ プレスカンファレンス(ドイツ・インターモト 2014) 全 12 枚 拡大写真

今回のドイツ・ケルンで開催した「インターモト2014」において、スズキのカンファレンスは充実。『GSX-S1000 / F』発表と、2015年のMotoGP復帰発表に加え、スーパースポーツ、大型ネイキッド、アドベンチャー、スクーターとバラエティに富むカテゴリーにおいて充実を図っていた。

まず、スーパースポーツの『GSX-R1000』は、ABS仕様が追加された。新色として、MotoGPマシン『GSX-RR』と同じカラーリングのバージョンも用意され、カンファレンスでは両車が同時にアンヴェイルされるという演出もなされた。

ワインディングでのスポーツからツーリングまで幅広く使える『バンディット1250S』は、ハーフカウルを一新。サイドカウルがラジエターサイドまで延長されており、空力特性とプロテクション効果の改善が期待できる。

そして、ミドルアドベンチャーの『Vストローム650』は、アドベンチャー色が強められた「XT」へと進化。パニアとトップケースはオプションだが、新採用のスポークホイールにチューブレスタイヤを履き、車輌前部のスタイリングは『Vストローム1000』にも近い“クチバシ”状のものに改められた。アドベンチャー色を強めながらも、シート高は835mmのままで、このカテゴリーのモデルとしてシートが高くないのも嬉しい。

また、スクーターの『アドレス110』が、新設計4ストロークエンジンを搭載し、10余年ぶりに復活。49km/リットルの高燃費で、収納性にも優れることが特徴だ。インドネシア生産で欧州に納入されるが、日本導入は不明である。

《和歌山 利宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る