山火事を早期発見できる無人機、NASA試験飛行へ
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ラングリー研究センターが開発を進めているのは、グレート・ディズマル・スワンプ国立野生生物保護区(バージニア州とノースカロライナ州の州境一帯)で森林火災が発生した場合に早期発見できる無人機で、高温地帯を探知する赤外線カメラなどを搭載する。重量は6.8kg、翼の長さは1.83m。
FWSは3年前に大火災が発生した同保護区監視費用の大幅な削減、火災発生から発見までの時間短縮を目指している。火災の引き金となり得る雷雨直後の潜在的危険を孕んでいる地域の監視により、鎮火活動によって生じ得る数百万ドル規模の費用削減、保護区内で迷った人の位置特定が期待できる。
《日下部みずき》