自動車用品小売業協会 APARA、タイヤ安全啓蒙を活動の柱に…約2割が“空気圧不足”

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オートバックスPasar三芳店でのタイヤ安全点検運動
オートバックスPasar三芳店でのタイヤ安全点検運動 全 3 枚 拡大写真

自動車用品小売業協会(APARA)は10月9日、2014年上半期活動報告会を実施した。報告会では、5月に協会会長に就任したオートバックスセブンの森本弘徳副社長がスピーチ。具体的な活動や今後の方針などを述べた。

森本会長は、4月のタイヤの日に合わせ、タイヤメーカーが行なったタイヤ点検運動の結果を報告。その運動で見えた実態は「約2割が空気圧不足」(森本会長)であったという。また、JAFの出動件数の3割がタイヤのパンクであるとも補足した。

この事例をふまえ、APARAでは秋の交通安全運動期間に合わせ、全国の自動車用品販売店でタイヤ安全の啓蒙活動を実施。森本会長は「愛車のメンテナンス不足、クルマの状況、ユーザー自身にしっかりと分かって頂き、それによる事故の発生を防ぎたい」と活動への思いを語り、「来年春の交通安全運動でも全国の加盟店が協力を募り、安全の啓蒙に力を注ぎたい」と明言。協会として、啓蒙活動を長期的に続ける構えだ。

APARAの2014年度の方針は“楽しく走ろう”。それをふまえ協会は、3つの課題、“サービスの向上”、“ドライブを通して、ユーザーのクルマへの興味を引き出す”、“走りやすいインフラ整備”を掲げている。そしてこれらの課題を達成するため、活動の柱となっているのが、「タイヤの安全点検運動だ」と森本会長は述べた。

《阿部哲也》

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