1周40km、伊豆大島をお得にサイクリングしてみた

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海沿いには、距離は短いもののサイクリング道路が延びる(撮影:にわサイクリングツアーズ)
海沿いには、距離は短いもののサイクリング道路が延びる(撮影:にわサイクリングツアーズ) 全 2 枚 拡大写真

2013年10月に、台風26号が被害をもたらした伊豆大島。土石流が下った山肌には、今も傷跡が残されています。観光客の数も元に戻ってはいません。そのため多くの人に訪れてもらおうとさまざまな特典を用意。今回はそれを生かしたサイクリングのプランを紹介しましょう。

【画像全2枚】

浜松町駅から歩いて8分の竹芝桟橋からは、大島に向け大型客船と高速ジェット船が出港します。このうち22時に発つ大型客船は翌6時に着くため、その日をまるまる観光に充てることができます。週末の便は横浜港にも立ち寄ります。一方の高速ジェット船は所要時間が2時間弱と、その短さが魅力です。運賃の高さがネックとなりますが、それも11月30日(日)までなら、1万5940円の運賃が6000円というバーゲンプライスになっています。ただし往路が午後の1便、復路が午前の1便に限られる点は要注意。また、完成車の持ち込み(+1500円)も可能な大型客船と比べ収納スペースは少なく、予約する際には輪行バッグ入りの自転車(+500円)があることも伝えましょう。

港に到着したら、いよいよ島内を自転車で走ります。大島でのサイクリングツアー(2015年1月末にも実施予定)を催したことのある『にわサイクリングツアーズ』の丹羽隆志さんは、「ロードバイクなら、大島一周道路を時計回りで走るのがおすすめです。景色のいい海側を走ることになりますし、標高が350mに達する島の東側を、まだ体力が残っている前半にクリアすることができます」と教えてくれました。「都立大島公園動物園から波浮地区までの16km強には補給ポイントがないので、飲食物の携行を忘れずに」とのことです。

この一周道路は総延長40km余りということで、1日のサイクリングにピッタリ。通過交通のない島は行き交うクルマが少なく、「一周した」という達成感を味わうこともできます。脚力が余っているという人は本土との植生の違い感じつつ、椿トンネルや大島公園、波浮港、地層断面といった沿道の見どころを堪能。元町地区では被災地にも立ち寄り、その有様を自身の目で確認します。

宿泊施設の多くは、元町地区に集中しています。ここでも先ほどの特典が威力を発揮。大島観光協会が発行する宿泊割引券を利用すれば、2泊までの限定ながら1泊につき3000円も割り引かれるのです。つまり島内で2泊すると、前述した高速ジェット船の往復交通費が実質タダ。大島観光協会に申請書するだけと手続きは簡単です。

翌日は三原山を目指して、ヒルクライムに挑戦するといいでしょう。きつい勾配が続きますが、三原山の全景はもちろん、遠く富士山や房総半島の眺望が楽しめます。御神火スカイラインは通行止めが続いていますから、西側からは都道207号線、東側からはあじさいレインボーラインを利用します。

サイクリングを存分に楽しんだら、あとは船に乗って帰るだけ。大島を発った船はジェット高速船なら昼前後に、大型客船も19時過ぎに竹芝に着きますから、そこから電車を乗り継ぐ人も安心です。

【澤田裕のさいくるくるりん】特典を利用して、伊豆大島のサイクリングを満喫

《澤田裕@CycleStyle》

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