【WEC 第5戦】決勝まもなくスタート…天候は曇り、今年の富士を制すのは?

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
WEC 第5戦
WEC 第5戦 全 28 枚 拡大写真

富士スピードウェイで行われる世界耐久選手権(WEC)第5戦「6 HOURS OF FUJI」、決勝は12日11:00よりスタートする。

ポールポジションは、トヨタ8号車(A.デビッドソン&S.ブエミ)。ポルシェ勢は20号車(T.ベルンハルト&M.ウェバー&B.ハートレー)が予選ラストで逆転を許すも、ポルシェ14号車(R.デュマ&N.ジャニ&M.リーブ)と共に2番手、3番手を獲得した。これにトヨタ7号車(A.ブルツ&S.サラザン&中嶋一貴)が続く。

光るのはポルシェ『919 ハイブリッド』の直線での強さ。昨日行われた会見で、トヨタの木下美明チーム代表は「"ラップタイムでアウディより速く”、"ストレートスピードでポルシェを抜けるぐらい”を目指してセッティングした」と話した。

一方、予選では振るわなかったアウディ2号車(M.ファスラー&A.ロッテラー&B.トレルイエ)とアウディ1号車(L.ディ・グラッシ&L.デュバル&T.クリステンセン)は3列目からのスタートとなるが、会見で代表のウォルフガング・ウルリッヒ氏が「ノーミスの完璧なレースをする」と話した通り、ただでは引き下がらないだろう。

現在の富士スピードウェイは曇り。台風19号の影響も懸念されたが、12日いっぱいの天気は持ちこたえるとの予報だ。昨年は豪雨の中、一度もセーフティカーが抜けることなく終了してしまっただけに、白熱したバトル展開を期待したい。好調のポルシェが魅せるか、トヨタが地元での3連覇を達成するのか。はたまたアウディが富士初制覇を成し遂げるのか…闘いの火ぶたがまもなく切って落とされる。

《吉田 瑶子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る