医療機器等にまだ多い、RS-232C機器をWi-Fi環境で使えるルーター

エンターテインメント 話題
「CG-SCWL201」外観
「CG-SCWL201」外観 全 2 枚 拡大写真

 コレガは10日、RS-232Cインターフェイスを搭載したさまざまな機器を無線ネットワークで利用できる、無線LANシリアルデバイスサーバ「CG-SCWL201」を発表した。10月中旬より販売を開始する。

 ラベルプリンタ、計測器、産業用ディスプレイ、医療機器などのRS-232C機器を、複数人で共有したり、離れた場所に設置して利用したりすることが可能となる。無線LAN、有線LANの両方に対応するほか、高度なセキュリティを搭載。WEP、WPA、WPA2やIEEE 802.1x認証が利用できる。外部機器との接続は921.6kbpsの高速シリアル通信が可能。

 また、無償提供のアプリケーションソフトウェア「CG Device Link for Serial」を利用することで、シリアルデバイスサーバに接続したネットワーク上の任意のRS-232C機器を、パソコンからリモートでシリアル接続できるようになる。

 未使用ポートを自動判別し消費電力を制限する「Serial Port Emulation Mode」、2種類のRS-232C機器間をLANケーブルでの接続に変換して距離を自由に伸ばす「eCable Mode」、TCP/IP通信上でシリアルポートのデータを透過的に送受信する「Raw TCP Connection Mode」、同じシリアルデータを一斉に送信する「UDP Multicast Mode」といった機能を搭載している。価格は税込31,752円。

コレガ、RS-232C機器を無線LANで使えるデバイスサーバ発売

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る