【ツアー・オブ・北京14】大気汚染のため異例の距離短縮…選手が陳情

モーターサイクル エンタメ・イベント
2014年ツアー・オブ・北京第2ステージ、ガスマスクをかぶるガーミン・シャープの選手
2014年ツアー・オブ・北京第2ステージ、ガスマスクをかぶるガーミン・シャープの選手 全 2 枚 拡大写真

中国で開催されているツアー・オブ・北京は10月11日に崇礼~延慶間の147.5kmで第2ステージが行われる予定だったが、大気汚染のため競技距離が111kmに短縮された。

一部の選手の要求を受け、スタート前に選手、チーム、審判の合意のもとにコースの短縮が決定。当初のゴール地点より約36km手前の村でフィニッシュすることになった。

レースがスタートすると、アレクシス・グジャール(AG2R)、ジュリアン・アラフィリップ(オメガファルマ・クイックステップ)、ローラン・マンジェル(FDJ)、ファビオ・シルベストレ(トレックファクトリーレーシング)の4人が1.5km地点で逃げを決める。

メイン集団はジャイアント・シマノ、オリカ・グリーンエッジ、ガーミン・シャープがコントロール。逃げ集団に2分以上のタイム差を許さず、残り3kmで最後まで逃げていたマンジェルを吸収する。

ゴール前は距離1km、平均勾配8%の上り坂がそびえ、ここで有力選手たちによるアタックが繰り返される。

しかし、最後は2012年の世界チャンピオン、フィリップ・ジルベール(BMC)がレイナールト・ヤンス・ファンレンスブルク(ジャイアント・シマノ)をゴール直前で抜いて、ステージ優勝を飾った。この結果、ジルベールはリーダージャージも獲得。3位には、2013年ロード世界王者ルイ・コスタ(ランプレ・メリダ)が続いた。

その後、選手たちは当初のゴール地点だった延慶に移動し、3kmのパレードランを行って1日を終えた。

深刻な大気汚染に見舞われたツアー・オブ・北京第2ステージは短縮 ジルベールが上りゴールを制す

《光石達哉@CycleStyle》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る