マレーシア今年のGDP成長率、6%の見込み…経済リポート

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

財務省が10日発表した「2013/14年経済リポート」によると、2014年の国内総生産(GDP)成長率は5.5-6%となることが見込まれている。

レポートを発表したナジブ・ラザク首相は、今年の経済成長の勢いは来年も続くとの見解を示した。2015年のGDP成長率予想については、5%-6%を見込んでいると述べた。来年4月に導入される物品・サービス税(GST)や補助金の削減をすすめることで来年のインフレ率は4-5%になるとの見解を示した。一方でGSTによって217億2,000万リンギの税収を見込んでいると述べた。

ナジブ首相によると、業種では来年サービスが5.6%、農業が3.1%、鉱業・採石が2.8%、製造業が5.5%、建設が10.7%とそれぞれプラス成長を予想。民間消費は5.6%、民間投資は10.7%、公共投資は4.7%それぞれ上昇する見通し。消費者物価指数は4-5%上昇と見込んでいる。

今年の財政赤字に関して、ナジブ首相は対GDP比3.5%にとどめ、来年は3.0%まで縮小すると述べた。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  6. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  7. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  8. 【エンジン音あり】話題の新型ホンダ『CB1000F/SE』の“図太”直4サウンドを鈴鹿で堪能! ライポジ&足つきを最速チェック
  9. ソニー・ホンダ初のEV『AFEELA 1』、量産試作を開始…ホンダの米オハイオ工場で
  10. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る