英国の高級車メーカー、ベントレーはフランスで開催したパリモーターショー14で新型『ミュルザンヌ スピード』を初公開した。
ミュルザンヌスピード用の6.75リットルのV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力537ps/4200rpm、最大トルク112.2kgm/1750rpmを発生。パワーアップに対応して、サスペンションやブレーキなど、足回りを強化した。
トランスミッションは、ZF製の8速AT「クイックシフト」。駆動方式は、FR。ミュルザンヌ・スピードは、0-100km/h加速が4.9秒、最高速が305km/h。
低負荷走行時に8気筒の半分の4気筒を稼働しない気筒休止システムを採用。CO2排出量は342g/kmで、通常のミルザンヌに対して、13%改善。燃費も向上しており、ベントレーによると、通常のミュルザンヌよりも80km長く走行できるという。