【カーオブザイヤー14 選考コメント】日本のコンパクト 対 ドイツ代表セダン に興奮…ピーター・ライオン

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マツダ デミオ
マツダ デミオ 全 14 枚 拡大写真

『デミオ』の逆転優勝は凄かった! マツダの皆様、おめでとう! 最新の日本のコンパクトカー対ドイツの代表的なセダンのバトルから目が離せなかった。

やはり、デミオの優秀なパッケージングや質感、スタイリッシュな外観、そして何よりも業界の「普通」を突き破るSKYACTIV技術の組み合わせは、最後の最後にトップに立った! FFでありながら、ニュートラルステアは見事だし、新ディーゼルの性能もいい。少し固すぎる乗り心地を直したら、完璧だけどね。

準優勝の『Cクラス』は、420万円からの手頃な値段で、『Sクラス』をぎゅっと凝縮したようなところが魅力的。スタイリング、質感、ハンドリング、安全性能は全てクラストップ。これでもうSクラスを買わないで済む。

メルセデスベンツ『Cクラス』:10点
BMW『i3』:6点
マツダ『デミオ』:4点
スバル『レヴォーグ』:2点
プジョー『308』:2点

ピーター・ライオン|モータージャーナリスト
60年オーストラリア生まれ。西オーストラリア州大学政治学部卒。81年に同州の日本語弁論大会に優勝。全国大会2位。83年に慶応大に留学。88年から、東京を拠点にする国際モーター・ジャーナリスト活動を始める。現在、(米) Motor Trend.com、(英) Auto Express、(独) Auto Bild、(伊) Quattroruote、(豪) CarPoint.com.au、Motoring.com.auなど10か国の有力誌に日本の新車情報や試乗記を寄稿。また、日本のホリデーオートや曙ブレーキのNeostreet.co.jpなど自動車媒体にも日本語で執筆中。日本COTY選考委員。ワールド・カー・アワード (通称: WCOTY) 賞共同会長。
国際エンジン・オブ・ザ・イヤー賞選考委員。外務省認定外国記者。日本外国特派員協会会員、英国モータリング・ライター協会会員。愛車 はジャガーXJ8。

《ピーター・ライオン Peter Lyon》

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