ボルボ、自車の周囲360度を俯瞰できるシステムを開発

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ボルボ・360度ビュー・テクノロジー
ボルボ・360度ビュー・テクノロジー 全 2 枚 拡大写真

ボルボカーズは、複数のセンサー情報を統合し利用する次世代のセンサー・フュージョン技術により、車の周囲360度をシームレスに俯瞰できるシステムを開発したと発表した。

同社は、デジタルカメラ、ミリ波レーダー、赤外線レーザー、GPSなどの異なる情報を一元的に統合する、集中処理型フレームワーク「センサー・フュージョン」を開発。自車の周囲360度の完全な視界を確保し、通常では死角となる、事故発生につながる危険を発見することが可能にする。

360度ビュー・テクノロジーは、ソフトウェアで衝突回避ルートを探索するマニューバー・ジェネレーター(衝突回避行動探索機能)と組み合わせ、常に自車周辺との衝突リスクや、衝突を回避するために必要となる行動を分析。自動ブレーキおよび自動ハンドル操作技術を使い、ドライバーをアシストする。

ボルボ・カーズは、360度ビュー・テクノロジーの開発により、2020年までに新しいボルボ車が関わる死亡者や重傷者をゼロにするという目標「VISION 2020」の実現にさらに一歩近づいたとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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