外国人起業家向け労働ビザ発給へ…マレーシア政府が検討

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

一定の条件を満たしたマレーシアにおいて事業を立ち上げることを希望している外国人起業家に、1年間の滞在を認めるワーキング・ビザが発給される見通しだ。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

連邦政府は特別委員会を設置し、「スタート・アップ(起業)ワーク・パス」の発給を検討する計画だ。特別委員会には出入国管理局や、マレーシア・グローバル・イノベーション・アンド・クリエイション・センター(MaGIC)の代表も参加し、必要な条件などについて協議を行なう。

開業資金が7万5000リンギ以上の起業家である外国人で、その他の条件を満たした申請者に対してビザが発給されることになる見通し。また、事業が順調に成長し、マレーシア人向けの雇用を創出した場合にはビザの延長も可能になるという。

ナジブ・ラザク首相は2015年度予算案の発表時、マレーシアをスタートアップ企業の中心地とするべく政策を導入し、若者の間での起業家精神を鼓舞させるようなプログラムを実施する方針を明らかにした。

MaGIC・スタートアップ・アカデミー(MSA)が15日、立ち上げられた。5日間のワークショップで、新興企業を対象としたセミナーなどを行なう。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  6. 日産エクストレイル”ROCK CREEK“の魅力を人気インフルエンサー・あずあずが語る!PR
  7. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  8. 15年の沈黙を経て...アウディ『RS6 セダン』、デジタルで先行復活!
  9. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  10. 「着物グリルすこ」日産『セレナ』の新デザインがSNSで話題沸騰「ミニバン業界が熱い」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る