NEC、Wi-Fiアクセスポイント付きLED照明を販売…シーサイドラインで実証実験

鉄道 企業動向
Wi-Fiアクセスポイント付LED照明(左:表面、右:裏面) ※LEDランプが3本の特注モデル
Wi-Fiアクセスポイント付LED照明(左:表面、右:裏面) ※LEDランプが3本の特注モデル 全 4 枚 拡大写真

 日本電気(NEC)は17日、Wi-Fiのアクセスポイントを容易に設置できる「Wi-Fiアクセスポイント付LED照明」の販売を開始した。アクセスポイント(AP)の電源や有線ネットワーク配線設備は不要となっている。

 新製品は、LED照明にAPを内蔵したもので、電源を照明用の配線から供給するとともに、APからWi-Fi基地局までの通信を無線でつなぐことが可能。これにより、初期導入費を7割~8割程度に抑えることができる見込みだ。また、緊急地震速報機器と連動させることで、照明が点滅・色変化して通知できるため、耳の不自由な人への告知なども可能だという。

 今回、新杉田駅と金沢八景駅を結ぶ横浜シーサイドラインにおいて、「Wi-Fiアクセスポイント付LED照明」を活用し、駅構内のWi-Fiネットワークを構築する実証実験を10月末より開始。主要駅のホームにおいて、職員がスマホやタブレットを活用し、時間や天候の変化における電波状態の確認を行う。

照明がそのままAPに……電源やネット配線が不要な「Wi-Fiアクセスポイント付LED照明」

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る