【日産 デイズ ルークス 試乗】手慣れた技術とセンスが光る、自分仕様車の「ライダー」…島崎七生人

試乗記 国産車
日産デイズルークス ライダー
日産デイズルークス ライダー 全 10 枚 拡大写真
日産『デイズ』シリーズの第2弾として登場したスーパーハイトワゴン、『デイズ ルークス』。その、いわば“自分仕様”となるのが「ライダー」だ。

実車は、オーテックの手慣れた技術とセンスで仕上げられた…という印象。前後して登場した特別仕様車“ブラックライン”も同様だが、幅広のメッキのバーと細いモールをリズミカルにあしらったフロントグリル、バンパーまわりの洗練されたデザインは、このモデルのイチバンの“見せ場”だ。足元を引き締める15インチアルミホイールも、グリルの雰囲気と調和した質感がスマートでいい。LEDデイタイムランニングライト(“ブラックライン”は標準)も、いかにも…ではなく、さり気なく配置される。

インテリアではシート地、センタークラスターフィニッシャーなどが専用。センターフィニッシャーはクールなパターンで、シフトインジケーターフィニッシャーのシルバーとコントラストを生み出し、アクセントに。ジャガード織りのシート表皮は、実際に座ってみると、標準車(ハイウェイスターターボ)のスエードとはまたひと味違う、フカッ! と厚みのある風合いが心地いい。

オーテックではほかに、電動回転・昇降機能が特徴の「アンシャンテ助手席スライドアップシート」等も用意。デイズ ルークスの手頃さ、実用性の高さ、快適な走りをベースに、ファッションから実用まで、さらに幅広いニーズに対応している…という訳だ。 

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★


島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る