「ボルボ・オーシャンレース2014-2015」がスペイン・アリカンテをスタート…7艇が参戦

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「ボルボ・オーシャンレース2014-2015」がスタート
「ボルボ・オーシャンレース2014-2015」がスタート 全 2 枚 拡大写真

「ボルボ・オーシャンレース2014-2015」が、10月11日にアリカンテ(スペイン)をスタートした。現地時間19日22時現在、アフリカ大陸西のモーリタニア沖付近でレースが繰り広げられている。

レースは、新たに建造された「ボルボ・オーシャン65」の7艇が、世界5大陸、11の港に寄港しながら世界を一周し、来年6月にスウェーデンのイェーテボリにゴールする。ボルボ・オーシャンレースは、総航海距離3万8739海里(7万1745km)。

今回のレースでは、各チーム共通デザインの新艇「ボルボ・オーシャン65」が投入された。新規建造された全長65フィート(19.8m)のワンデザイン艇で、全7艇は完全に同一の仕様となっており、レース結果は、クルーの技術とチームワーク、レース戦略によって、差がつくことになる。

「ボルボ・オーシャン65」は、水を切って高速で進むのに加え、過酷な自然環境下でも耐えられるよう、様々な工夫が凝らされている。

ボルボ・オーシャンレース2014-2015に参加する7チームは、全員女性で構成される「チームSCA」(スウェーデン)、「アブダビ・オーシャン・レーシング」(アラブ首長国連邦)、「東風レースチーム」(中国)、「チーム・ブルネル」(オランダ)、「チーム・アルヴィメディカ」(アメリカ&トルコ)、「MAPFRE」(スペイン)、「チーム・ヴェスタス・ウィンド」(デンマーク)。

10月4日にアリカンテでインポートレースが行われ、10月11日にアリカンテを出発した。6487海里先の南アフリカのケープタウンを目指すオフショアレースがスタートした。ケープタウンを出た後、東へと向かい、アブダビ(UAE)、三亜(中国)、オークランド(ニュージーランド)、イタジャイ(ブラジル)、ニューポート(アメリカ、ロードアイランド州)、リスボン(ポルトガル)、ロリアン(フランス)、ハーグ(オランダ)を経由して、来年6月にボルボの故郷であるイェーテボリ(スウェーデン)にゴールする。

公式サイトでは、各艇の軌跡や速度、現地の天候などをリアルタイムに見ることができる。

《レスポンス編集部》

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