GEホンダ、航空機用ターボファンエンジン「HF120」のサービス体制を米国などで構築

航空 企業動向
GEホンダの航空機用ターボファンエンジン「HF120」
GEホンダの航空機用ターボファンエンジン「HF120」 全 1 枚 拡大写真

ホンダとゼネラル・エレクトリック(GE)の合弁会社GEホンダ・エアロエンジンズは、航空機用ターボファンエンジン「HF120」のサービス体制を構築するとともに、販売開始に向けた準備の進捗状況を発表した。

GEホンダは今年5月、HF120の修理とオーバーホール拠点(MRO拠点)として米国ノースカロライナ州バーリントンにあるホンダ・エアロに選定した。その後、米国・カナダ・メキシコ・欧州各地域での顧客サポートに向け、認定サービス拠点の構築を進めてきた。

認定サービス拠点は、24時間365日対応のGEホンダ・オペレーションセンター、専任のフィールド・テクニカルマネージャー、カスタマー・チームマネージャーとともに、業界トップレベルのサービスを提供することを目指す。

GEホンダは、メーカーの保証期間・保証範囲を超えた定期点検・定期交換や故障時の修理・交換を保証する「エンジンメンテナンスケア」(EMC)プログラムを提供する。プログラムには、顧客に包括的な保守内容を提供する「EMC2」と、主に部品を提供する「EMC」の2つのコースを設定、GEホンダ認定サービス拠点を通して提供する。

HF120エンジンは、2015年第1四半期から販売を開始するホンダ・エアクラフト製「ホンダジェット」に搭載される。

また、GEホンダは今回、米国のシエラ・インダストリーズとの共同プロジェクト「サファイア・プログラム」を発表した。プログラムはセスナの「ビジネスジェット・サイテーション525シリーズ」の中古機体に搭載されているエンジンを、HF120に載せ換えることで、機体の性能改善と価値向上を目指すもの。

GEホンダの副社長を務めるホンダ・エアロ泉征彦社長は「HF120の量産とメンテナンスを同じホンダ・エアロのバーリントン工場で行うことで、顧客の要望に応えることが可能となり、シエラとの共同プロジェクトでは、HF120の新しいアプリケーションに向けた取組みとして発表でき、エンジン事業拡大へ向けたステップを踏み出した」とコメントした。

現在、GEで生産されているHF120は、ホンダ・エアロに生産を移管する準備を進めている。

《レスポンス編集部》

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