【パリモーターショー14】アバルト500 に最強の「695ビポスト」…2014年生産分を完売

自動車 ニューモデル 新型車
アバルト 695 ビポスト(パリモーターショー14)
アバルト 695 ビポスト(パリモーターショー14) 全 7 枚 拡大写真

フランスで10月2日に開幕したパリモーターショー14。イタリアの自動車大手、フィアットの高性能車部門、アバルトのブースでは、アバルト『695ビポスト』(BIPOSTO)の2014年生産分の完売が告げられた。

アバルト695ビポストは2014年春、ジュネーブモーターショー14で発表。フィアット『500』の高性能モデル、アバルト『500』のレーシングカー、『695アセット コルセ』をベースに、公道走行に必要な法規を満たすように仕立て上げたモデル。カルロ・アバルトが生み出したオリジナル『695』のデビュー50周年を記念し、「歴代アバルトで最強、最速」をコンセプトに掲げて開発された。

足回りは、レース用のブレンボ製ブレーキやExtreme Shoxの減衰力調整ダンパー、215/35R18タイヤなどで強化。内外装はエアロパーツ、サベルトの4点式シートベルト&バケットシートなど、専用仕立て。とくにサイドガラスは、軽量なポリカーボネート製に変更されており、レーシングカーのように、小さなスライド小窓が設けられる。

搭載エンジンは、1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「Tジェット」。最大出力はアバルトの公道仕様としては、史上最強の190psを叩き出す。車両重量は、1トンを切る997kg。パワーウェイトレシオは5.2kg/psで、アバルトによると、カテゴリーで最も優れた数値だという。

トランスミッションは、Bacci Romano製のドグミッション。パワフルなエンジンと軽量ボディを得た695ビポストは、カテゴリー最速の0-100km/h加速5.9秒を実現。最高速は、230km/hに到達する。

パリモーターショー14の会場では、アバルト695ビポストの今年分の完売を発表。すでに、2014年販売分の生産を終了しており、全体の4分の1は、日本とオーストラリアに向けて出荷されるという。アバルトは、「最小のスーパーカーの2014年の生産分は、すべて顧客に割り当てられた」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る