イスラム教徒を対象、初の犬との触れあいイベント開催

エマージング・マーケット 東南アジア
イスラム教徒の女性(資料画像)
イスラム教徒の女性(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

イスラム教徒にもイスラム教で不浄な生き物とされるイヌに触れ合って貰おうという初のイベントが19日、セランゴール州バンダル・ウタマの「ワン・ウタマ・ショッピングセンター」新館前のセントラル・パークで開催された。

ゴールデンリトリバーやシェパード、ポメラニアンなどが触れあいのために持ち込まれ、好奇心をそそられた800人以上のイスラム教徒が訪れた。非イスラム教徒も含めて1,500人あまりが訪れたという。

非政府組織(NGO)がイスラム教徒の犬への理解を深めて貰おうと実施したもので、主催者にはマレー・イスラムも参加し、セランゴール州イスラム宗教評議会(MAIS)の認可も得て行われた。獣医師や動物愛護団体、イスラム学者らによるパネルも開催され、犬に対する接し方などの知識が披露された。参加者からはイベントを歓迎する意見が多く聞かれた。

犬への知識が不足していることからイスラム教徒の視覚障害者の間で盲導犬の導入が進まなかったり、イスラム教徒の運転手の無理解により盲導犬の乗車が拒否されるケースが度々報じられている。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  6. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  7. トミカ「ムービースターズ」、第1弾は『西部警察』のスーパーZとガゼール…2026年2月発売
  8. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  9. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
  10. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る