首都高、過積載車の取締強化へ…積載物をその場で降ろす措置を実施

自動車 ビジネス 企業動向
首都高速道路 菅原秀夫 社長
首都高速道路 菅原秀夫 社長 全 4 枚 拡大写真

首都高速道路は過積載車の取り締まり強化の一環として、違反車両の積載物を法定内重量にまで降ろす措置を近く開始する。首都高の菅原秀夫社長が10月22日に開いた定例会見で明らかにした。

首都高では重大事故につながるおそれや道路構造に著しい悪影響を及ぼすことから過積載など車両制限令違反車両に対する取り締まりを実施している。ただ違反車両に対しては「ともかく首都高から降りてもらって、それで終わりだった」のが現状。

このため菅原社長は「一般道路にでても違反は違反なので、これからは積み過ぎたものをその場で降ろしてもらう。これはインパクトがあると思う。日本で初めてだと思う」との方針を示した。

実施時期については「(降ろした積載物などを保管する)場所の問題がある。パーキングエリアや高速道路上のゼブラを活用するなどどこでやるか、あとは警察との連携も大事になる。今、具体的な内容について詰めているところ。なるべく早くやりたい」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  2. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る