京セラ、耐摩耗性と耐欠損性を向上させた鋼加工用の新材種を開発

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京セラが開発した切削工具用の新サーメット材種
京セラが開発した切削工具用の新サーメット材種 全 1 枚 拡大写真

京セラは、耐摩耗性と耐欠損性を向上させた切削工具用の新サーメット(超硬合金)材種「ハイブリッドサーメットTN620/PV720」を開発。新材種を使用した、鋼加工用の切削工具チップを11月より発売する。

金属部品の主要材料である鋼は、自動車関連製品や産業機械など幅広い分野で使用されており、その加工には生産性向上に貢献する切削工具が求められる。セラミックスと金属の複合材料であるサーメットは、セラミックスの優れた耐熱性と、金属の靭性をかけ合わせた素材で、耐摩耗性に優れ、金属との親和性が低く、金属が付着しにくいことから、高精度な表面加工ができ、鋼や鋳鉄などの仕上げ加工において多く用いられている。

TN620は、サーメット内の超微粒子を最適に分散させる特殊表面硬化“ハイブリッド構造"、高融点の特殊金属相を採用した“ハイブリッド結合相"、圧縮応力効果を持つ“ハイブリッド硬質相"などの独自技術により、従来以上の硬度と強度の両立に成功。さらに、PV720については、京セラ独自の特殊ナノ積層コーティング「メガコートナノ」を、初めてサーメット材種に採用し、高能率加工と高い加工面品位を実現した。

京セラは、新材種の投入により製品ラインアップを拡充し、自動車や産業機械などに多く採用されている鋼部品の加工における長寿命・安定加工を実現し、メーカー各社の生産性向上をサポートする。

《纐纈敏也@DAYS》

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