ジャパンマリン、国内フェリー初の高効率ハイブリッドCRP推進システム搭載大型船を受注

船舶 企業動向

ジャパン・マリンユナイテッドは、商船三井フェリーから高効率ハイブリッドCRP(二重反転プロペラ)推進システムを搭載した大型フェリー2隻を受注した。

今回受注した船は、横浜事業所・磯子工場で建造、2017年に竣工する予定で、竣工後は茨城県・大洗港~北海道・苫小牧港間の定期航路に投入される予定。

今回受注した船は、前翼の回転流を後翼で回収することでプロペラ性能を向上するCRP推進システムを採用するのに加え、各種省エネ付加物の導入、最適船型の開発により、高い低燃費性能を達成する。

また、主機駆動と電動機駆動という2つの駆動方式を持つハイブリッド推進システムを国内フェリーで初めて採用する。

通常航海時の推進効率重視の運航と、出入港時の操船性能重視の運航を両立することで、定期運航が求められるフェリーを最適な状態で航行することが可能としている。

全長は199.70メートル、全幅が27.20メートル、航海速力が24ノット、総トン数が約1万4000トン。最大積載人数は旅客620人、乗組員が46人の合計666人。

ジャパン・マリンユナイテッドは、今後も高性能フェリーの建造に積極的に取り組み、国内カーフェリー業界の発展に貢献する。

《レスポンス編集部》

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