アウディ、メキシコに訓練センターを開業…工場稼働へ準備

自動車 ビジネス 企業動向
アウディのメキシコ訓練センター
アウディのメキシコ訓練センター 全 2 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは10月21日、メキシコに新たな従業員の訓練センターを開業した。

アウディは2012年4月、メキシコで2016年から現地生産を行う計画を公表。同年5月には、生産車種がSUVの『Q5』になるとアナウンスしていた。そして同年9月には、工場建設地をプエブラ州サンホセチアパに決定。現地生産に向けた準備を、着々と進めている。

2013年5月には、メキシコ工場の起工式を実施。アウディのメキシコ工場は、2016年半ばに操業を開始し、Q5を年間最大15万台生産する計画。同工場製のQ5は、米国などに出荷される予定。新工場建設に伴い、3800名の直接雇用と、最大2万人の間接雇用を創出する。

今回、アウディは、メキシコに新たな従業員の訓練センターを開業。この訓練センターはメキシコ工場の一部となる予定で、2万平方mの広さを持つ。従業員が、アウディの生産システムを学ぶための施設に位置づけられる。

アウディの生産担当、フーベルト・ヴァルトル取締役は、「トレーニングセンターは、メキシコ新工場の建設において、重要なマイルストーン」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  5. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る