【ホンダの安全技術】事故分析で歩行者事故対策などを重視…ホンダセンシング

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歩行者事故低減ステアリング
歩行者事故低減ステアリング 全 3 枚 拡大写真

ホンダは10月24日、先進の安全技術を統合した「ホンダセンシング」を発表し、年内に発売する新型『レジェンド』に標準搭載すると明らかにした。

自動ブレーキによる車両や歩行者などとの衝突を回避する技術や、世界初という「歩行者事故低減ステアリング」システムなどで構成される。技術開発では、日本の交通事故を分析、死亡事故では歩行者および四輪車が関係するものが7割以上と圧倒的なことから、歩行者を認識するセンサーや回避技術などに重点を置いたという。

歩行者事故低減ステアリングでは、路側帯の歩行者を認識し、車線を逸脱して衝突が予測された場合にステアリングを回避方向に制御するようにした。また、ドライバーなど乗員の死傷にもつながる単独事故や正面衝突には意図しない路外逸脱や車線逸脱への対策技術も開発した。

これは車線を逸脱しそうな場合に、ステアリング振動で警告した後、ステアリング制御も行う。本田技術研究所の林部直樹室長は「カメラの認識機能を従来比で4倍に高めるなどで、歩行者事故や車線逸脱の低減につなげることができる」と説明している。

《池原照雄》

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