【モータースポーツジャパン14】もうタイヤ交換が遅いなんて言いません…日産のピットワークシミュレーション

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
柳田選手のタイヤ交換
柳田選手のタイヤ交換 全 13 枚 拡大写真

日産ブースのピットワークシミュレーションでは、現役のSUPER GT参戦車(MOTUL AUTECH GT-R)のタイヤ交換が体験できるという。もちろん、来場者も本物のエアツールと本物のレーシングタイヤを試すことが可能だ。

まず現役のNISMOチームのメカニックが、ツールを説明しながらタイヤ交換を実演する。レース中継ではなじみのある光景だが、説明されながら見ると、インパクトレンチはマグネットになっていてナットが転がらないようになっていたり、正転・逆転の切り替えは本体を置く向きでスイッチが切り替わるようになっていたり、改めて発見がある。

次に来場者から希望者を募って実際にタイヤ交換をさせてもらえる。昨年は、イベント用に軽いインパクトツールを用意したそうだが、今年は実戦で使っているのと同じエアツールで非常に重いものだそうだ。タイヤとホイールも20kgくらいあるといい、1本だけでもかなり体力を使う。

タイム計測したところ、男性の参加者は9.16秒というなかなかのタイムだった。女性は23.23秒というタイムだったが、数字が「ニッサン」で揃うという偶然に、計測が仕組んだんではないかという声が出るというハプニングもあった。ちなみにプロのメカニックの場合、1本の交換は(ナットを緩めてタイヤをはずし、新しいタイヤを装着してナットを締め終わるまで)4秒台が目安だそうだ。

その後、日頃はタイヤを交換してもらっているドライバーが挑戦することになった。挑戦するのは、柳田選手と松田選手でタイムを競うことに。結果は柳田選手が8.20秒、松田選手が7.03秒という結果だった。柳田選手は「もう、タイヤ交換が遅いなんて文句言いません。」と述べ笑を誘っていた。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る