アキュラ TLX、車両重量の誤表記でリコール

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アキュラ TLX
アキュラ TLX 全 3 枚 拡大写真

ホンダの高級車ブランド、アキュラが米国市場に投入したばかりの新型スポーツセダン、『TLX』。同車が珍しい不具合により、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは10月20日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「ホンダの米国法人、アメリカンホンダから、アキュラTLXに関するリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、車両重量の誤表記が原因。NHTSAによると、アキュラTLXの運転席ドアの安全認証ラベルには、誤った車両重量(前後アクスルにかかる重量を含む)が表記されているという。

これは、米国の安全基準に抵触。誤った表記に従い重量物を積み過ぎた場合、タイヤがバーストするなど、事故のリスクが高まるとしている。リコールの対象となるのは、2015年モデルのアキュラTLXの「SH-AWD」搭載車の一部。

アメリカンホンダでは、対象車を保有する顧客に連絡。アキュラ販売店で10月下旬から、正しい表記ラベルに貼り替えるリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

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