フリースケール、世界最小の統合型タイヤ空気圧モニタリングシステムを発表

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フリースケール本社
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フリースケールは10月23日、0.3gという軽量小型の統合パッケージタイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)「FXTH87ファミリ」を発表した。

新製品は、最小の基板実装面積でタイヤ空気圧センサモジュールを実現し、重量および全体の部品コストを削減する。計測範囲は100~450kPaおよび100~900kPaで、7mA lddという業界最小のRF消費電力はバッテリ寿命を大幅に延長する。また、オプションの1軸と2軸の2つの加速度センサを組み込むことで精度を改善。より精密なタイヤ位置認識機能の実装を容易にし、OEM各社やアフターマーケット用途の汎用交換部品としての利用を可能にする。

さらに、マイクロコントローラと専用のファームウェアを統合したことで、最大容量の8KBのカスタマ用フラッシュメモリの利用が可能になり、アプリケーションの柔軟性を強化するとともに製品の市場投入を早める。

新製品は7mm×7mm×2.2mmのQFNパッケージで提供。1万個購入時の1個あたりの参考価格は、3.45~3.62米ドル(約373円~391円)。

《村尾純司@DAYS》

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