ボルグワーナー、ボルボカーズ にターボ供給…新世代「Drive-E」用

自動車 ビジネス 企業動向
ボルボカーズの新世代4気筒2.0ターボ「Drive-E」
ボルボカーズの新世代4気筒2.0ターボ「Drive-E」 全 1 枚 拡大写真

米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは10月23日、スウェーデンのボルボカーズの新エンジンに、ターボチャージャーを供給すると発表した。

ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。

ボルグワーナーがボルボカーズに供給するのは、ボルボカーズが新開発した「Drive-E」と呼ばれる新世代エンジン用のターボチャージャー。

Drive-Eは、ボルボカーズの主力ユニットとして、順次搭載を拡大中。ガソリン、ディーゼルともに、全て直列4気筒となり、このうち、2.0リットルディーゼルがボルグワーナー製の「R2S」ターボチャージャーを採用。ディーゼルの「D4」の場合、最大出力190hp、最大トルク40.8kgmのパワー&トルクと、欧州複合モード燃費30.3km/リットル、CO2排出量85g/kmの環境性能を両立する。

ボルグワーナー製のR2Sターボチャージャーは、容量の異なる2つのターボを採用。エンジンの低回転域から、高いブースト圧をかけられるなどの特徴を備えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る