ボーイング、民間航空機の納入が好調で純利益が18%増益…2014年7-9月期決算

航空 企業動向

ボーイングが発表した2014年7-9月期(第3四半期)連結決算は、民間航空機の納入が好調だったことから純利益が前年同期比18%増の13億6200万ドルと大幅増益となった。

売上高は民間航空機が好調で同7%増の237億8400万ドルと増収だった。

第3四半期のネット受注機数は501機、期末時点での受注残は5500機超で、金額ベースでは過去最高の4300億ドルに達した。

防衛・宇宙・安全保障部門も、P-8のデリバリーが増加したことなどから順調だった。第3四半期終了時における防衛・宇宙・安全保障部門全体の受注残高は600億ドル、うち37%が米国外顧客からの受注となっている。

中核営業利益は同13%増の24億3000万ドルと増益となった。営業利益は同18%増の21億1900万ドルとなった。

2014年度の1株当たり利益の通年予測は、ビジネス全体の好調が継続していることもあり、これまでの7.90~8.10ドルから8.10~8.30ドルに上方修正した。

《レスポンス編集部》

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